「生理を遅らせる方法は?」「生理は自力で遅らせられるの?」と悩んでいませんか?
大事な予定があるときや温泉・旅行にいきたい時に生理が被ってしまうのではないかと不安になることがありますよね。
生理を自力で遅らせる方法があるのか詳しく説明していきます。
生理を自力で遅らせる方法はピル以外でない
生理とは不要になった子宮内膜の排出で、1ヶ月に1回起こる生理現象です。
生理は、女性ホルモンが関係しておりホルモンバランスを自力でコントロールすることは難しいため、生理を自力だけで遅らせる方法はありません。
- ストレスを過度に与える
- チョコレートを食べると生理が遅れる
- 生理を遅らせるためのツボがある
- とにかく念じてみる
ストレスを過度に与える・食べ物・ツボを押すなど、生理を自力で遅らせる方法の噂はたくさんありますがどれも医学的な根拠はなく確実ではないためおすすめできません。
確実に生理期間をずらしたい場合は、月経移動用の低用量ピルや中用量ピルを使用する方法が良いでしょう。
生理を遅らせる方法・早める方法3選
自力ではありませんが、生理を遅らせる方法(月経移動)として推奨される方法はピルを飲むことです。
ピルを使って生理を移動できる期間は約1週間程度で、遅らせる方法と早める方法があります。
生理を早めたい場合・生理を遅くしたい場合によって使用するピルの用量が違うため、詳しく紹介していきます。
生理を自力で遅らせる方法①:中用量ピルを使用する
中用量ピルで生理を遅らせる場合、生理予定日の5日前から中用量ピルを服用します。
そのまま生理を遅らせたい日まで中用量ピルを飲み続けると生理はきません。中用量ピルの服用をやめると2〜3日で生理がきます。
>> 中用量ピルで生理を遅らせたいなら「メデリピル」がおすすめ
生理を自力で遅らせる方法②:低用量ピルを使用する
もうすでに低用量ピルを飲んでいる方は、低用量ピルで生理を遅らせる方法もあります。
低用量ピルを21錠を飲んだ後に2シート目に入り、生理をずらしたい日数分飲み続ければ生理を遅らせることができます。飲みやめて休薬期間に入ると生理がきます。
服用している低用量ピルによって方法が異なるため、心配な方は医療機関に相談しましょう。
>> 第1世代3相性のピル(シンフェーズ)で生理を遅らせる方法
※9日以上は医療機関に相談しましょう
偽薬期間(休薬期間)に生理がきます。その後は予定通り、新しいシートを開始しましょう。
生理を自力で早める方法③:中用量ピルを使用する
中用量ピルで生理を早める方法は、生理開始日から5日目までに中用量ピルの内服を始めます。
生理がきて欲しい日の2〜3日前に内服をやめます。個人差はありますが、2〜3日程度で生理がきます。
>> 中用量ピルで生理を早めたいなら「メデリピル」がおすすめ
生理を自力で早める方法④:低用量ピルを使用する
もうすでに低用量ピルを飲んでいる方は、低用量ピルで生理を早める方法もあります。
低用量ピルを14日以上飲んだ後で服用をやめると、2〜3日後に生理がきて早めることができます。
低用量ピルを服用していない方は、生理を早めたい日のひとつ前の生理から低用量ピルを内服できるように前もって計画を立てると良いでしょう。
生理を自力で遅らせようとするデメリット
生理を自力で遅らせようとする噂の方法を試した場合は、デメリットも多いので確認しましょう。
生理を自力で遅らせるデメリット①:医学的根拠がなく、成功しない
生理を自力で遅らせる方法は医学的根拠がなく、成功するかどうか分かりません。
生理は女性ホルモンの影響を受けやすく、体調やストレスで早くなったり遅くなったり、長引いてしまったりしてしまいます。
そのため、SNSや知恵袋などの口コミで成功したとの声を鵜呑みにしてしまうのは危険でしょう。
生理を自力で遅らせるデメリット②:大事な日に生理が来てしまう心配が増える
生理を自力で遅らせることばかりを考えてしまい、「大事な日に生理が来たらどうしよう…」と頭がいっぱいになりますよね。
精神的なストレスは自身の体調面にも影響してしまうため、生理不順がない方でも生理がズレる可能性が出てきます。
余計な心配事が増えてしまうこともデメリットと言えるため、確実な方法を選ぶと良いでしょう。
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【生理を自力で遅らせる方法】ピルを使う時の注意点
生理を自力で遅らせる方法はありませんが、ピルを使用した月経移動がおすすめです。
ピルを使用して生理を遅らせる場合の注意点を3つ紹介します。
生理を自力で遅らせる時の注意点①:生理周期を把握しておく
生理周期は25〜38日が正常範囲ですが、個人差があります。
生理を遅らせたり、早めたりする場合には、生理周期を基準として調整を行うため把握しておく必要があります。
生理不順がある方は前もって医療機関に相談する方が良いでしょう。
生理を自力で遅らせる時の注意点②:ピルによる副作用の可能性
低用量ピルや中用量ピルを使用して生理を遅らせる場合、ピルによる副作用に注意しましょう。
- 吐き気
- 胸(乳房)が張る
- 不正出血
- 頭痛、下腹部痛
- 浮腫
- 血栓症のリスクが上がる
ピルの内服を始めて数日間は副作用の症状が起きる可能性があります。
身体が慣れるまでの一時的なものが多いですが、気になる場合は早めに医療機関に相談しましょう。
副作用も個人差があるので体調の変化に気をつけましょう!
生理を自力で遅らせる時の注意点③:ピルの飲み忘れ
低用量ピルや中用量ピルを使用して生理を遅らせる場合、ピルの飲み忘れに注意しましょう。
ピルを飲み慣れていない方は、飲む習慣ができていないため飲み忘れてしまうことがあります。
もしも、飲み忘れに気づいたら?
飲み忘れに気がついたら、気がついた時にすぐに服用しましょう。翌日以降は、元通りの時間で内服して問題ありません。
飲む時間に前日の飲み忘れに気付いた場合は、前日分と合わせて2錠内服しましょう。翌日以降は、元通りの時間で内服して問題ありません。
※2日以上飲み忘れた場合は、医療機関への相談しましょう
飲み忘れてしまったことに気づいたら、落ち着いて行動しましょう。
生理を自力で遅らせる方法についての知恵袋の口コミ
生理を自力で遅らせる方法を知りたい方は、ネット上の口コミをたくさん調べてしまいますよね。その中でも知恵袋で相談しているケースも多いため紹介していきます。
- 知恵袋①:自力で生理を1週間ほど遅らせることはできる?
- 知恵袋②:旅行に行くから生理を遅らせる方法が知りたい
- 知恵袋③:薬なしで生理を遅らせる方法ってありますか?
- 知恵袋④:低用量ピルを服用中で生理を遅らせる方法は?
- 知恵袋⑤:直近で生理を遅らせたいけど方法はある?
生理を自力で遅らせる方法について知恵袋にたくさんの質問が寄せられていますが、回答しているのは一般ユーザーのため専門的な知識をもとに判断していないことに注意しましょう。
自力で生理を遅らせる方法はないため、根拠のある方法を選択した方が良いですね。
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